
※日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」を参考にしています。
※本記事内の口コミや体験談は個人の感想であり、個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
※本記事は2023年12月時点の情報を掲載しています。最新の情報については各クリニックの公式サイトをご参照ください。
※掲載されているクリニックは編集部による推薦です。商品、施術については自由診療であり、保険適用外になります。
「最近抜け毛が増えてきたような気がする」「髪の毛のコシやハリがなくなってきた」と気になっている方に、薄毛改善や抜け毛予防に効果のある「育毛剤」についてご紹介します。
育毛剤は今ある髪の毛をできるだけ健康に育てて、抜け毛を予防するために使用される医薬部外品です。
この記事では「気軽にできる薄毛対策を始めてみたい」とお考えの方に、手軽に手に入れられて使いやすい育毛剤の15選をご紹介します。育毛剤選びの参考にご覧ください。
1分でわかる!記事の内容
- 育毛剤の特徴とは「今ある髪の毛を健康に育てる」医薬部外品
- おすすめの育毛剤15選を紹介
- 生活習慣の改善も同時に行って育毛効果を高めましょう
育毛剤の効果とは?
育毛剤とはその名の通り、髪の毛を「育てる」ためのもので、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後産後の脱毛、養毛などの効能もあります。
誤った認識をされがちですが、新たな髪の毛の発毛を促すものではありません。
「今生えている髪の毛」を健康に育て、抜け毛を少なくする目的で使用するものです。
髪の毛が生えるための大切な土台となる頭皮環境を整えて、毛髪のハリやコシを保ちます。製品によって、含まれる頭皮ケア成分なども異なるため、悩みや症状に合わせた選び方ができます。
年齢とともに「なんとなく抜け毛が増えてきた気がする」「髪の毛のハリやコシがなくなってきた気がする」という方にとって、手軽に始められる薄毛対策と言えます。
育毛剤の特徴を知って、ご自身の症状に適した育毛剤選びを行いましょう。
育毛剤と発毛剤の違いはなに?
薄毛対策として用いられるものとして、育毛剤の他に発毛剤と呼ばれるものもあります。どちらも頭皮に直接塗布して使用するものですから、同じようなものとして捉えている方も多いかもしれません。
しかし、実はこれらの2つには明確な違いがあります。どのように区別するかご存知でしょうか。
育毛剤は「今生えている髪の毛」に対して働きかけるのに対して、発毛剤は「新たな髪の毛の発毛を促す」目的で使用されるということが、一番の違いになります。
育毛剤は「医薬部外品」に分類されるもので、頭皮環境や髪の毛の状態を陽光に保つための効果がある有効成分が一定量含まれています。
発毛剤は「医薬品」に分類されています。つまり「薄毛」の症状に対して、積極的に治療を行う目的で使用されるもので、発毛を促進する効果が認められる成分が配合されています。
市販品の主な発毛剤の多くには、有効成分である「ミノキシジル」が配合されています。「治療」目的で使用される「薬」であることから、育毛剤と比較すると副作用が起こる可能性もあります。かゆみや頭痛などの症状が起こった場合には一旦使用を中断して医療機関や薬剤師に相談するようにしましょう。
出典元:東京AGAクリニック
効果・特徴 | おすすめな人 | |
育毛剤 | 今ある髪の毛を健康に成長させ抜け毛を防ぐ頭皮環境を整えて髪の毛のハリやコシを保つ医薬部外品 | 抜け毛を予防したいボリュームアップしたい |
発毛剤 | 新たな髪の毛の発毛を促す主にミノキシジルが配合されている医薬品 | 抜け毛が増加してきた地肌が目立つようになった |
育毛剤の選び方
抜け毛や髪の毛のハリやコシのなさが気になり始め、薄毛対策として実際に育毛剤を使ってみようと考えた時、どのような製品を選べばよいのかわからず迷われる方も多いはずです。
そもそも「薄毛」とはどのような状態のことを指すのでしょうか。
髪の毛には「毛周期」というものがあります。これは髪の毛が生え、成長し、抜け落ちるまでのサイクルのことを言います。
「成長期」→「退行期」→「休止期」の1つのサイクルは、男性で3年〜5年、女性は4年〜6年と言われています。
髪の毛1本1本の周期は異なり、休止期に入った髪の毛の生えている毛穴では新たな髪の毛が生み出され、新しい髪の毛が古い髪の毛を押し出すことで抜け落ちるという仕組みになっています。
しかし、様々な要因からこのサイクルが乱れると抜ける毛と生えてくる毛のバランスが崩れてしまいます。抜け毛が増加し、成長期が極端に短くなってしまった髪の毛は細く短くしか育たなくなってしまいます。
このような症状によって髪の毛全体のボリュームが落ち、地肌が目立つようになってしまった状態を薄毛と言います。
ここからは、育毛剤をどのようなポイントに注意して選べば良いのかご紹介していきます。
購入のしやすさや、使用継続のしやすさをライフスタイルやご自身の性格などから判断して選択することも1つの方法です。
悩みに合わせて選ぶ
まずはご自身のお悩みに合わせて選ぶ方法です。
現時点で一番気になっていることはどのようなことかを優先して、使用する育毛剤を選択しましょう。
全体的なボリューム不足が気になり始めた場合や、髪の毛のハリやコシがなくなったと感じる場合には、育毛剤を使用して今ある髪の毛を健康に保つことがおすすめです。
また、抜け毛が増加したという実感がある場合や、それによって頭皮が目立つようになってきた場合には、新たな発毛を促進する効果が期待できる発毛剤を使用すると良いでしょう。
薄毛を引き起こすものには、遺伝や環境、体質などの様々な要因があります。しかも複数の要因が関係している場合も多いため、まずはご自身の悩みに合わせてそれに対応する育毛剤を選ぶことが大切です。
配合されている成分で選ぶ
それぞれの製品に配合されている成分を比較して選択するのもおすすめです。
育毛剤は頭皮に浸透させて効果を得るものであるため、頭皮への刺激は少なからずあります。そのため敏感肌の方は、頭皮への刺激ができるだけ少なくなるように、アルコールや添加物が含まれていないものを選ぶようにすると良いでしょう。
有効成分の主なものや、効果については以下の通りです。
育毛促進 | センブリエキス、ニンジンエキス、パントテニルエチルエーテル、グリチルリチン酸ジカリウム |
フケかゆみ予防 | グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸、コラーゲン |
頭皮環境ケア | トコフェロール酢酸エステル、βグリチルレチン酸 |
育毛促進成分
薄毛や抜け毛は、そもそも頭皮の血行不良などが大きな要因となって引き起こされるものです。
そのため、育毛剤には有効成分として血行促進に効果のある成分を配合しているものが多く見られます。また毛髪を育てる細胞自体に働きかけ、活性化するための成分が含まれるものもあります。
気になる症状に合ったものや、複数の成分で働きかける育毛剤を選ぶと良いでしょう。
頭皮ケア成分
健康でコシのある強い髪の毛を育てたい場合には、頭皮ケア成分が多く含まれているものを選びましょう。
頭皮環境の悪化は、薄毛を引き起こす直接的な原因となります。
頭皮は髪の毛が健やかに成長するための土台となっているからです。頭皮が健康であればあるほど、生み出される髪の毛も健康で強く育ちます。
フケやかゆみが気になっている場合には炎症を防ぐ成分を配合しているものを、頭皮が乾燥しやすい場合には保湿に優れた成分が含まれている育毛剤を選びましょう。
できるだけ清潔な状態を保つように心がけることは大切ですが、シャンプーの頻度は多すぎると必要な油分までも落としてしまうことになり、頭皮環境にとっては逆効果となります。注意しましょう。
おすすめの育毛剤
ここからはおすすめの育毛剤について、具体的にご紹介します。
できるだけ手に入りやすいもの、手軽に使いやすいものに絞って、15種類の育毛剤をご紹介していきます。
含まれる成分や、それによって得られる効果、価格(特記ないかぎり公式ショップ価格)や割引設定があるかどうかも一覧にまとめていますので、育毛剤選びの参考にしてください。
チャップアップ育毛ローション
6種のセンブリエキスやグリチルリチン酸ジカリウムなどの有効成分を配合していることに加え、独自配合のジンゲルシックスやクロナルガンマ、さらに多数の植物由来保湿成分が含まれており、育毛効果、抜け毛予防を実現しています。多角的に育毛をサポートする育毛剤です。
特徴 | 塗布しやすいスプレータイプ、無香料 |
有効成分 | センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ジフェンフェドラミン、トコフェロール酢酸エステル、D-パントテニルアルコール、アラントイン |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 120ml |
価格 | 8,690円(税・送料込) ※Amazon表記価格 |
割引 | 返金保証や初回注文特別価格の設定あり |
薬用育毛剤アルガス(旧:イクオスEXプラス)
イクオスEXプラスから名称変更ならび商品リニューアルが行われ、「薬用育毛剤アルガス」として新たに発売されました。
独自成分であるアルガス-3が、従来の配合濃度の2倍(*)となり、育毛と頭皮ケアの有効成分がバランス良く配合されて高い効果が期待できる育毛剤です。
*保湿成分
*旧商品「イクオスEXプラス」と比較して成分濃度が2倍
特徴 | 細長いノズルで液だれしにくい、無香料 |
有効成分 | センブリエキス、クジン抽出液、トコフェロール酢酸エステル、塩酸ジフェンヒドラミン、グリチルリチン酸ジカリウム |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 120ml |
価格 | 8,480円(税込) ※Amazon表記価格 |
割引 | 返金保証、定期購入割引あり |
スカルプD薬用育毛スカルプトニック
髪の毛と頭皮を健康に保つ成分が配合された育毛剤です。血行促進やフケ・かゆみを防ぐ成分によって抜け毛を予防します。
液だれしにくく広く塗布し安い特殊ジェット噴射ノズルが特徴となっています。
特徴 | 特殊ジェット噴射で液だれしにくく広く塗布しやすい、無香料 |
有効成分 | グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロール、タマサキツヅラフジアルカロイド |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 180ml |
価格 | 3,500円(税込)+送料550円 |
割引 | 定期購入による割引あり |
リデン
頭皮環境を整える土台の有効成分のセンブリエキスやニンジンエキス、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されています。
その効果を十分に発揮することをサポートする、リデンシルを3%配合した育毛剤です。
頭皮に優しい低刺激にこだわり、鉱物油、パラベン、紫外線吸収剤、シリコンといった不要な添加物を使用せず、天然由来成分も8種配合しています。
特徴 | 液だれしにくい直噴ノズル、シトラスミントの香り |
有効成分 | センブリエキス、ニンジンエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、 |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 90ml |
価格 | 12,980円(税込)+送料660円 |
割引 | 返金保証、定期購入割引あり |
薬用アデノゲンEX
さっぱりとした使い心地でリフレッシュできる清涼感が特徴です。生体内薬用成分「アデノシン」が配合されており、それによって発毛促進因子のFGF-7を産生、毛根の成長期の延長、血行促進効果が発毛を促進させることが期待できます。
細めのノズルタイプで頭皮に塗布しやすいですが、テクスチュアが軽いため液だれがしやすくなっています。
特徴 | ノズルタイプ、さっぱりとした使い心地、無香料 |
有効成分 | アデノシン、βグリチルレチン酸、パントテニールエチルエーテル、l-メントール、クジン抽出液、酢酸DL-α-トコフェロール、ニンジンエキス |
効果 | 育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛 |
内容量 | 150ml |
価格 | 7,150円(税込) 送料無料 |
割引 | 特になし |
薬用不老林ライブアクト
ソフォラ抽出エキス配合で、薄毛のヘアサイクルを太毛のヘアサイクルに戻し、男性の薄毛・抜け毛の悩みに対応した育毛料とされ、髪を太く長く育てる効果が期待できます。
メントール配合のスッキリとした使い心地です。
特徴 | 少量ずつ出る設計、無香料 |
有効成分 | ニコチン酸アミド、β-グリチルレチン酸、パントテニールエチルエーテル、ニコチン酸ベンジル、ビタミンE誘導体、l-メントール、ソフォラ抽出エキス<和漢植物エキス> |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 200ml |
価格 | 5,500円(税込) 送料無料 |
割引 | 特になし |
サクセスバイタルチャージ薬用育毛剤
独自成分のT-フラバノン(*)を配合し、ヘアサイクルを整えて成長期を保ち、髪の毛を根元から太く長く育て、抜け毛を防ぐはたらきがある育毛剤です。
頭皮に直接塗布しやすいダイレクトタッチノズルを採用し、保湿剤の天然ユーカリエキスも配合し頭皮環境を整えます。
*トランス-3,4*-ジメチル-3-ヒドロキシフラバノン
特徴 | ダイレクトタッチノズル、無香料 |
有効成分 | t-フラバノン(*)、ニコチン酸アミド、生薬センブリエキス、βグリチルレチン酸 |
効果 | 薄毛、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、育毛、養毛、ふけ、かゆみ |
内容量 | 200ml |
価格 | 3,080円(税込)+送料500円 |
割引 | 特になし |
ニューモ
独自方法で開発された特別卵黄リゾレシチン(頭皮保護成分)「HGP」を配合しており、HGPは命の起源"タマゴ”の研究により開発された新しい育毛素材の商品です。育毛剤ニューモは売上2000万本突破しています。(2023年4月5日時点での累計出荷実績)
特徴 | 独自成分のHGPを配合、無香料 |
成分 | センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、D-パントテニルエチルエーテル |
効果 | 発毛促進、育毛、毛生促進、養毛、薄毛、ふけ、かゆみ、脱毛の予防、病後・産後の脱毛 |
内容量 | 75ml |
価格 | 6,325円(税込)+送料300円 |
割引 | 定期購入割引あり |
グロキシルヘアトニック
薄毛と白髪が気になる方向けのハイブリッド育毛剤です。様々な原因から起こる白髪や薄毛を様々な有効成分を配合することによって、多角的にケアします。
年齢とともに頭皮にあるタンパク質と糖が結合する「頭皮糖化」という状態が起こります。それによって、薄毛や白髪の原因となる老化物質である「AGEs」という物質が発生します。グロキシルは、このAGAEsの発生を抑制する効果が期待できます。
特徴 | 老化物質であるAGEsの発生を抑制 |
有効成分 | センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸D-α-トコフェロール |
効果 | 育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛 |
内容量 | 120ml |
価格 | 17,380円(税込)+送料726円 |
割引 | 返金保証あり、定期購入割引あり |
薬用ポリピュアEX
血行促進や育毛効果のある5種の有効成分に加えて、独自成分のバイオポリリン酸(*1)を配合しています。また、年齢とともに減少するDNA(*2)・亜鉛(*3)等、5つの育毛サポート成分を新たに追加配合し、育毛実感をサポートします。
エタノールが配合されているため、敏感肌の方は注意が必要です。
*1:酵母エキス(1)保湿成分、*2:DNA-NA 保湿、*3:酵母エキス(4)保湿
特徴 | 少量ずつ出るスプレータイプ、無香料 |
有効成分 | センブリエキス、パントテニルエチルエーテル、グリチルリチン酸ジカリウム、ニンジンエキス、塩酸ジフェンヒドラミン |
効果 | 育毛、発毛促進、毛生促進、脱毛の予防、養毛 |
内容量 | 120ml |
価格 | 7,800円(税込)+送料800円 |
割引 | 返金保証あり、定期購入割引あり |
薬用加美乃素ミネラルヘア育毛剤
ミネラルの一種であり、髪の毛の健やかな成長に欠かせない亜鉛やマグネシウム、カルシウムが配合されています。
女性ホルモンを含む有効成分が頭皮環境を整えて、フケ・かゆみを予防します。
特徴 | やや液だれしやすい、無香料 |
有効成分 | アラントイン、イソプロピルメチルフェノール、エチニルエルトラジオール、塩酸ジフェンヒドラミン、D-パントテニルアルコール、カミゲンE、カミゲンK、CS-ベース |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 180ml |
価格 | 3,127円(税込)※Amazon表示価格 |
割引 | 特になし |
薬用育毛ローションEX
頭皮環境を整えて抜け毛を防ぐ温泉研究に基づいて作られており、アルコールフリーで頭皮に与える刺激も極力抑えられています。
特徴 | 広範囲に届くスプレー式 |
有効成分 | グリチルリチン酸2K、センブリエキス、ニンジンエキス |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 120ml |
価格 | 4,280円(税込)※Amazon表示価格 |
割引 | 特になし |
MARO薬用ボリュームアップ育毛剤
生薬由来の有効成分が頭皮環境を整え、テンチャやアロエエキスでの保湿効果によってフケやかゆみも抑えます。
特徴 | ジェットスプレー式 |
有効成分 | グリチルリチン酸ジカリウム、センブリエキス、ニンジンエキス |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 150ml |
価格 | 2,178円(税込)+送料660円 |
割引 | 特になし |
薬用育毛剤プランテルEX
毛髪診断士とスカルプケアサロンの共同開発で生まれた育毛剤です。
育毛に効果のある有効成分に加え、その働きをサポートするリデンシルが5%配合されている他、植物由来の多様な成分が配合され育毛効果、頭皮環境を整える効果が期待されます。
合成香料や着色料も不使用で頭皮への刺激も最小限です。
特徴 | スプレータイプ、液だれしにくい |
有効成分 | ジフェンヒドラミン塩酸塩、グリチルリチン酸ジカリウム、センブリエキス |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 50ml |
価格 | 15,180円(税込)+送料640円 |
割引 | 定期購入割引あり |
フレッシュリアップHOGSPA(旧フレッシュリアップ薬用育毛トニック)
血行促進効果のあるビタミンE誘導体やセンブリエキスと、細胞賦活成分であるパントテニールエチルエーテルが育毛効果の期待を高めます。
メントールも配合され使用時の爽快感も得られます。ジェット噴射式で液だれしにくく、使用感に合わせて3種類から選べることも特徴です。
特徴 | 炭酸ジェット噴射式 |
有効成分 | パントテニールエチルエーテル、酢酸トコフェロール、センブリエキス |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 170g |
価格 | 1,100円(税込)+送料770円 *楽天リアップ公認ショップ価格 |
割引 | 特になし |
育毛剤の正しい使い方
育毛剤の効果を最大限に引き出すためには、正しい方法で使用することが大切になります。
使用する際のベストなタイミングはお風呂上がりです。お風呂で丁寧にシャンプーをした後の清潔な頭皮に使用しましょう。
頭皮に皮脂や汚れが多く残っている状態では、育毛剤の成分が十分に浸透しません。1日2回使用する場合には、朝はヘアセットを行う前に使用するのが最適です。
シャンプーで汚れを落とす
頭皮に皮脂やほこり、汚れが残っている状態では、せっかくの育毛剤も十分な効果が発揮できません。
そもそも汚れが残ったままの頭皮は、フケやかゆみなどを引き起こし頭皮環境を悪化させることにつながります。そのため薄毛対策を適切に行うためには、シャンプーで頭皮を清潔に保つことは非常に大切になります。
ただしシャンプーする際に頭皮をゴシゴシと強くこすったり、爪を立てて泡立てることは炎症を起こすことにつながります。指の腹を使って優しく洗うようにします。
また皮脂の落としすぎは逆効果となりますのでシャンプーは必要以上の頻度で行わないように気をつけましょう。
髪の毛をしっかりと乾かす
シャンプーで髪の毛や頭皮を清潔な状態にしたら、しっかりと髪の毛を乾かすようにしてください。
髪の毛が濡れたままの状態だと、せっかく清潔にした髪の毛や頭皮に雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。また、水分が残ったままでは育毛剤を塗布しても成分が水分と混じり合ってしまい、効果が得にくくなってしまいます。
まずタオルドライで大まかに水分を取り除いた上で、ドライヤーを使って乾かします。
ドライヤーを使用する際には、温風を髪の毛に満遍なくあてるように意識して、髪の毛に与えるダメージを最小限にするよう気をつけましょう。
育毛剤を頭皮に塗布する
髪の毛が十分に乾き切ったら、育毛剤を塗布します。
ここで勘違いしやすいのが、育毛剤を塗る場所です。髪の毛に塗っても効果は得られません。塗布するのは頭皮です。髪の毛が長い方は特に注意が必要です。髪の毛をしっかりとかき分けるようにして、地肌を露出した形で育毛剤を塗布するようにしましょう。
効果を早く得たいと考えて、適切な使用量を超えて使用したり、複数の育毛剤や発毛剤を併用することは避けましょう。
効果が高まるどころか、副作用や正常な効果が得られない可能性が高くなります。
半年程度使用を継続する
育毛剤は速効性のあるものではありません。
使用することで少しずつ頭皮環境を整えて、毛髪が健康に成長するようにサポートをします。そのため使用を始めてから半年程度は使用を継続しなければ、効果は実感できません。
これは髪の毛の「毛周期」が影響しています。
髪の毛には毛周期があるというのは前述しましたが、育毛剤が髪の毛の成長に対して効果を発揮できるのは「成長期」にある髪の毛に対してです。
「休止期」にある髪の毛は完全に成長を止めてしまっており、毛乳頭細胞からの栄養供給もストップしています。そのためどんなに頭皮環境を整えても、栄養が届けられません。
使用した育毛剤の効果が確実に出るまで、少なくとも3ヶ月、できるだけ半年程度は使用を継続することが大切です。
育毛剤以外の薄毛対策
ここまで育毛剤に関する情報をご紹介してきました。
自分に合った育毛剤を使用しながら、薄毛対策を行うことは非常に有効です。
ただし、それだけに頼りすぎることなくそれ以外の方法も取り入れてみるようにしましょう。
食習慣や睡眠習慣など、普段何気なく行っていることが、実は薄毛症状を引き起こす原因になっていることがあります。
生活リズムの乱れ、睡眠不足、質の悪い睡眠などによって、本来であれば睡眠中に多く分泌されるはずの成長ホルモンがうまく分泌されず、それが髪の毛の成長に影響を及ぼすことがあります。
まずは、薄毛について、正確な情報を得ることからスタートするのが大切です。やみくもな対策を行っても逆効果になることがあります。またネット上の情報の中には、間違った情報が含まれていることも少なくありません。ヘアケアに特化したシャンプーやマッサージグッズなどの使用も効果的です。
食生活を見直す
直接的な関係性を意識することは少ないかもしれませんが、髪の毛の成長にとって食生活は非常に重要な役割を果たしています。
日々口にする食事は体内で消化吸収され、そこから得た栄養素は血中に取り入れられて全身に運ばれます。
頭皮にまで届いた栄養素は、毛乳頭、毛母細胞に運ばれ、細胞分裂を繰り返すことで髪の毛が生み出されるのです。
つまり、食事は髪の毛が健康に育つためには、直接的な影響を与えるものと言えます。髪の毛にとって必要な栄養素を積極的に取り入れることは、効果的な薄毛対策となるのです。
摂取したい栄養素
育毛のために積極的に取り入れたい栄養素をご紹介します。
- タンパク質
- ビタミン
- ミネラル
- イソフラボン
まずは髪の毛の主成分である「タンパク質」です。タンパク質は、臓器や神経細胞の元にもなっているため、生命維持に関わるような場所に優先的に使われます。
つまり摂取量が少ないと優先度の低い頭皮にまでは届けられなくなってしまうため、意識的に取り入れることが大切になります。
タンパク質が多く含まれる食材は、肉や魚、大豆製品などです。動物性タンパク質と植物性タンパク質をバランス良く取り入れると良いでしょう。
ビタミンも髪の毛や頭皮にとって欠かせない栄養素です。
体中のあらゆる機能を正常にする働きがありますが、体内では生成されないため食事から取り入れることが必要になります。
それぞれのビタミンを手軽に摂取するためには、果物を食べることが最適でしょう。
ビタミンA | ケラチンの生成をサポート |
ビタミンB2 | 皮膚や粘膜の健康をサポート |
ビタミンB6 | ケラチンを生成する亜鉛の働きをサポート |
ビタミンC | 毛細血管の生成をサポート |
ビタミンE | 抗酸化作用により頭皮環境を健康に維持 |
筋肉や骨の形成を助けるミネラルも、髪の毛の成長に大きく関わっています。
ミネラルには様々な種類がありますが、中でも「亜鉛」は髪の毛の成長に大きく関わる栄養素です。
亜鉛は髪の毛の主成分であるケラチンを生成する働きがあります。
また、男性ホルモンの働きを抑制する効果もあり薄毛対策に取り入れたい栄養素です。ひじきやわかめなどの海藻類や牡蠣などから摂取できますが、体外へ排出されやすい性質があるため、意識的に取り入れることが必要です。
イソフラボンは、女性ホルモンの1つであるエストロゲンに似た働きを持つ栄養素です。男性ホルモンの働きを抑制する効果もあり、薄毛対策につながります。
また、イソフラボンは女性にとっては特に大切な栄養素として知られています。
本来女性はエストロゲンが豊富に分泌されていますが、更年期を迎える40代後半ごろになると急激にエストロゲンの分泌量が低下し、同時期に女性の薄毛症状が出現する方が増加します。
エストロゲンと似た効果を持つイソフラボンを意識的に摂取することで、対策を行うようにしましょう。
イソフラボンは大豆製品に多く含まれる栄養素です。
避けるべき食習慣
それでは、どのような食生活が髪の毛にとって悪影響となるのでしょうか。
避けるべき食習慣を知ることで、適切な食生活による対策が行えるようにしましょう。
- 高カロリー・高脂質な食事
- 過度な食事制限
- 過度なアルコール摂取
- 不規則な食事時間
高カロリー・高脂質な食事は、健康にも悪影響を与えますが、髪の毛にも同様に悪影響を与える食習慣と言えます。
高カロリー・高脂質な食事を摂り続けていると、皮脂分泌の乱れにつながります。すると、頭皮が皮脂によってベタつくようになったり、毛穴の皮脂詰まりが起こったりするようになります。脂性のフケが発生する原因にもつながります。
また、血中に多くの皮脂が流れることで血行不良が起こります。血行が悪化すると頭皮にまで必要な栄養素が十分い届けられなくなってしまい、その結果髪の毛にとって必要な栄養素が不足してしまうのです。
外食やコンビニ食、レトルト食品などを利用する頻度が高い方、揚げ物などの高脂質な食事を好まれる方はリスクが高まります。
急に食生活を大きく変えることは難しいかもしれませんが、できるだけ回数を減らす、量を減らすなどの対策をしましょう。
野菜のおかずや脂質の低いおかずを取り入れるようにして、カロリーや脂質の全体量を抑えるように意識してみましょう。
前述の通り、食事から取り入れる栄養素が、髪の毛の成長にとっても必要なものであることは間違いありません。
そのため、ダイエット等で過度な食事制限をすると、体を生成する栄養素までが不足するような状態に陥ります。そのため、取り入れた栄養素は体を健やかに維持するために優先的に使用され、髪の毛の成長には使われなくなってしまいます。
バランスの良い食事でしっかりと栄養素を取り入れることが、健やかな頭皮や髪の毛を育てる源となります。
過度なアルコール摂取も避けるようにしましょう。
摂取したアルコールを体内で分解するためには、アミノ酸やビタミン、ミネラルを多く必要とします。しかしこれらの栄養素は髪の毛の生成にも不可欠なものです。
アルコールの分解に使用されることによって、髪の毛の成長のために必要な栄養素が不足することにつながってしまうのです。
また、アルコールは血行を悪化させる作用があるため、摂取することで頭皮の血流が悪化することになります。
つまり、多量の飲酒を行うことは、結果的に薄毛症状を悪化させることにつながるのです。
とは言っても、お酒が好きな方にとっては飲酒を制限することがストレスとなってしまう可能性もあります。絶対禁酒しなければいけないわけではありませんので、過度な飲酒を避けて、できるだけ適量で抑えるように心がけましょう。
また、食事は摂取する時間やタイミングも大切になります。
不規則な食事時間はできるだけ避けるようにしましょう。髪の毛の成長に必要な栄養素の中には、体内に貯蔵できないタイプのものもあります。
規則正しい時間に食事をせずに、食事の間隔が大きく空いてしまったり、食事を抜いてしまったりすると、そのようなタイプの栄養素はその間欠乏してしまうことになります。
また、就寝前のタイミングで食事を取ることもできるだけ避けることが大切です。
本来、就寝中には髪の毛の成長に必要な成長ホルモンが多く分泌されます。しかし、この成長ホルモンは食事後2時間程度は消化吸収のために脳が働くため、ホルモンの分泌が行われなくなってしまいます。
質の良い睡眠を取る
睡眠不足や生活リズムの乱れが、結果として薄毛や抜け毛の原因になることがあります。
通常、深い睡眠に入った時には、「成長ホルモン」という物質が分泌されます。このホルモンによって、髪の毛や頭皮の修復が行われ、発毛も促されるのです。
しかし、睡眠時間がしっかりと取れていないと成長ホルモンが十分に分泌されなくなってしまいます。
また、食後の2、3時間程度には、消化吸収に集中することから成長ホルモンの分泌は大きく減少します。一方で成長ホルモンは入眠してから3時間程度の深い睡眠中に多く分泌されるという特徴があります。
つまり、成長ホルモンを正常に分泌させるためには、できるだけ就寝の3時間ほど前までに夕食を済ませておくことが必要になります。
質の良い睡眠のためには、できるだけ就寝前はリラックスして過ごすことも大切です。脳にとっての刺激となることをできるだけ避けるようにしましょう。
スマホやPC画面から出ている光やブルーライトは、脳を活性化させてしまい、スムーズに眠りにつけないことがあるため、就寝の1時間程度前からは使用しないことが質の良い睡眠につながります。
適度な運動をする
栄養を届ける血流が健全なことは、髪の毛の成長にとっては必要となります。
適度な運動をすることは、全身の血流を改善することにつながり、髪の毛の成長に必要な栄養素や酸素を頭皮にまでしっかりと届けることになります。
また、体を動かすことで成長ホルモンの分泌が促されます。
日頃、あまり体を動かすことがなく運動不足となっている方は、まずはウォーキングから始めてみましょう。体を動かす習慣のない方は、動かしている方と比べて全身の筋肉量が少ない状態になっています。
筋肉は全身の血流を助ける働きがあり、筋肉量が少なければ血流に問題が起こりやすくなってしまいます。
なによりも、運動することは自然とストレスの解消にもつながります。
ストレスも抜け毛を増やす原因の1つとなるため、運動すること自体が薄毛対策に役立ちます。
ただし、過度な運動はかえって逆効果となる可能性もあります。
無理のない範囲で日常生活の中で運動を取り入れるようにして、無理なく続けられることが大切です。
通勤時、バスを使っていた区間を歩いてみるなど、気軽に行えることから始めましょう。
正しいヘアケアをする
薄毛対策としてヘアケアを行いましょう、と言われると、育毛用の特別なシャンプーを使用したり、特別なマッサージグッズを利用するものと考えるかもしれません。
しかし、まずは正しい方法でシャンプーをすることが大切です。何気なく行っているシャンプーが、実は頭皮を傷めてしまっているかもしれません。
この機会に一度ご自身のシャンプー方法を見直してみましょう。
シャンプーの頻度は1日1回程度が良いでしょう。頭皮環境を清潔に保つことは非常に大切ですが、それを意識しすぎてシャンプーを1日に何度もするようでは、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまうことになります。
適度な皮脂は頭皮のバリア機能となり、必要なものです。
爪を立てたり強い力でゴシゴシを擦るような洗い方は、頭皮を傷つけてしまうので気をつけましょう。
指の腹を使って優しく丁寧に洗うことが大切です。
頭皮にやさしく刺激の少ない、マイルドな洗浄力の弱酸性やアミノ酸型のシャンプーを使用するのがおすすめです。
使用している育毛剤がある場合、その製品とライン使いのできるシャンプーがあれば使用してみるのもよいでしょう。
正しいシャンプー法
正しいシャンプーの方法を確認して、対策に役立ててみましょう。
- ブラシで髪をとかし、もつれをほぐして汚れやほこりを落とす
- お湯で予洗をして、シャンプー前に大まかに頭皮や髪の汚れを流す
- シャンプーを手に取り、泡立てながら少しずつ髪の毛につける
- 爪を立てないように気をつけて指の腹で優しくシャンプーを泡立てる
- シャンプーの成分を残さないように、汚れと泡を丁寧に洗い流す
- トリートメント等を使用して髪の毛の表面をコーティングする
- 丁寧にタオルドライをして水分を取り除く
- 髪の毛を傷めないように気をつけてドライヤーで丁寧に乾かす
シャンプーを正しく丁寧に行って、髪の毛が健康に育つための土台づくりを行いましょう。頭皮が汚れていたり皮脂が過剰に分泌されていたりすると、髪の毛の健康な成長が阻害されてしまうことにつながります。
育毛剤を使用する際の注意点
育毛剤は正しい使用法で適量を使用することが大切です。
薄毛に悩まれる中で、どうしても「早く効果を感じたい」「多量に使用することで効果が高まるのではないか」と考えてしまうことがあると思います。
しかし、用法容量を超えて使用することは絶対に避けなければいけません。
また、何種類もの育毛剤を併用することは絶対に避けましょう。複数の育毛剤を使用することで、十分な効果が得られないだけでなく、それぞれの成分が反応しあって頭皮の荒れやアレルギー症状が強く出ることがあります。
また、育毛剤だけに頼るのではなく、できるだけ生活習慣の改善やヘアケアを見直すなどして、対策を行うようにしましょう。
使用を避けた方が良い場合
もともとアレルギーを起こしやすい体質の方は、育毛剤を使用する際に注意が必要となります。成分表示などを確認して、刺激になりやすい添加物やアルコール等が含まれていないかをチェックすると良いでしょう。
また女性の方は、元々男性よりも肌が刺激に敏感なことが多いため、男性用の育毛剤を使用することは避けましょう。
使用する際には女性用のもの、もしくは男女兼用とされているものを使用するようにします。
妊娠中や授乳中の場合には、できるだけ使用を避け、やむを得ず使用する場合には薬剤師や医師と相談の上で使用するように気をつけましょう。
また、ミノキシジルなどの有効成分が含まれ医薬品に分類される発毛剤の場合には、女性は使用はできないため注意しましょう。
皮膚トラブルが起きたら病院へ
育毛剤は基本的に重篤な副作用やトラブルが出ないような処方で作られています。
しかし体調や体質によっては、副作用を引きおこす可能性もゼロではありません。添加物やアルコールなどの成分が肌に合わず、かゆみや炎症が起こることもあります。体調不良などで免疫力が落ちている場合にも、副作用は起こりやすくなってしまいます。
トラブルが起きた場合には、まずは使用するのを一旦中止しましょう。それでも症状が落ち着かなかった場合には速やかに医療機関を受診するようにしてください。受診する場合は、最寄りの皮膚科が良いでしょう。使用した育毛剤について伝え、医師の判断を仰ぐようにしましょう。