
※日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」を参考にしています。
※本記事内の口コミや体験談は個人の感想であり、個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
※本記事は2023年12月時点の情報を掲載しています。最新の情報については各クリニックの公式サイトをご参照ください。
※掲載されているクリニックは編集部による推薦です。商品、施術については自由診療であり、保険適用外になります。
「髪の毛のボリュームが減ってきた」「髪の毛のハリやコシがなくなってきた」と感じて、育毛剤を使ってみたいと考えている方に、手軽に手に入れやすいおすすめの市販育毛剤をご紹介します。
育毛剤は、今生えている髪の毛を健康で強く育て、抜け毛を予防するために使用する「医薬部外品」です。
この記事では症状やお悩みに合わせた育毛剤選びの参考となる情報をご紹介し、徹底解説します。
1分でわかる!記事の内容
- 育毛剤は今ある髪の毛を強く育てる目的の医薬部外品
- おすすめの市販育毛剤15選を紹介
- 使用法を守り生活習慣の改善も行って育毛効果を高めましょう
育毛剤とは?発毛剤との違いはなに?
育毛剤とは、その名前の通り「髪の毛を育てる」目的で使用されるものです。
髪の毛が健康に成長するための土台である頭皮環境を整えることで「今生えている髪の毛を健康に保ちながら強く太く育て、抜け毛を予防するものです。
「なんとなく髪の毛のボリュームが減ってきた気がする」「髪の毛のハリやコシがなくなってきた」「抜け毛が増えた気がする」という方に、手軽に手に取りやすく始めやすい薄毛対策と言えます。
製品によって含まれる成分も異なり、使用感も様々なものがあります。
悩みや症状に合わせたり、ライフスタイルに合わせたりして継続して使いやすいものを選ぶようにしましょう。
発毛剤との違いは?
薄毛対策として用いられるものとして、「育毛剤」と似た「発毛剤」という名前を聞くことも多いのではないでしょうか。
呼び方が違うだけで、実は作用は同じものなのではないか、どちらが強い効果があるのだろうかと、その違いや区別をはっきりとわからないままで使用している方も多いかもしれません。
実はこの2つには明確な違いがあります。
育毛剤は「今生えている髪の毛」に対して働きかける作用がありますが、新たな発毛を促すためのものではありません。
頭皮環境や毛髪の状態を健康に保つための効果がある有効成分を、一定量含んでいる「医薬部外品」に分類されるものです。
一方で発毛剤は、「新たな髪の毛」の発毛を促す目的で使用され、薄毛症状を改善する目的で使用される「医薬品」に分類されています。
そのため、積極的に治療を行う目的で使用され、発毛促進の効果が認められている有効成分が配合されています。
市販品の発毛剤には、主に「ミノキシジル」が配合されており、「治療」のために使用される「薬剤」であることから、副作用の起こる可能性もあるため、使用時には注意が必要です。
かゆみや炎症など、副作用の可能性がある症状が出現した場合には、使用を一時中断して様子をみるようにしましょう。
そして、症状が落ち着かなければ、できるだけ早く医療機関や薬剤師に相談するようにしてください。
育毛剤 | 発毛剤 | |
分類 | 医薬部外品 | 医薬品 |
効果 | 今ある髪の毛を強く育てる | 新たな髪の毛の発毛を促す |
主な有効成分 | センブリエキスグリチルリチン酸ジカリウムトコフェロール酢酸エステル | ミノキシジルフィナステリドデュタステリド |
おすすめな人 | 抜け毛を予防したい今ある髪の毛を強く育ててボリュームアップしたい | 抜け毛が増加してきた地肌が目立つようになった |
市販育毛剤の効果とは?
市販の育毛剤の効果について、どのくらいの効果が期待できるのかと疑問に思われる方もいるかもしれません。
ここまで見てきた通り、市販の育毛剤については医薬部外品に分類されるため、発毛に対する効果については期待できません。
育毛剤の目的である
- 頭皮環境を整える
- 今ある髪の毛を強く太く育てる
- 抜け毛となることを予防する
ことに関しては、正しい使用法で継続して使い続ければ、効果が期待できます。
効果の現れ方については個人差もあり、症状にも個人差はあることから、適した育毛剤を選択することは大切になります。
市販育毛剤を選ぶ時のポイント
抜け毛予防や髪の毛のボリュームアップのために、育毛剤を使ってみたいと考えた時、市販育毛剤の中から、どの製品を選べば良いのか迷われる方も多いでしょう。
育毛剤を選ぶ前に、まず「薄毛」というのがどのような状態を指すのかを知る必要があります。
髪の毛の成長は決まったサイクルのなかで進んでいます。
大まかに分類すると「成長期」→「退行期」→「休止期」という流れになり、この1つのサイクルを男性の場合には3年〜5年、女性の場合には4年〜6年が経過します。
生えている髪の毛1本ずつのヘアサイクルは異なるため、順々に生え変わることで髪の毛は一定のボリュームを保たれています。
休止期に入った髪の毛の生えている毛穴では新たな髪の毛が生成され、生えている髪の毛を押し出すことで古い髪の毛は抜け毛となります。
このサイクルが正常であれば薄毛症状は起こりません。
しかし、生活リズムの乱れや、遺伝、ストレスなどによってサイクルが乱れてしまうと、全体のバランスが崩れてしまいます。
すると、髪の毛全体のボリュームが落ちて地肌が目立つ状態になります。
これが薄毛の起こる仕組みです。
ここからは、この薄毛症状を抑えていくためにどのような育毛剤を選べばよいのか、選ぶためのポイントについて解説していきます。
- 悩みに合わせて選ぶ
- 配合成分で選ぶ
- 使用感で選ぶ
悩みに合わせて選ぶ
まずはお悩みに合わせて育毛剤を選ぶ方法です。
全体的なボリューム不足が気になっている場合や、髪の毛のハリやコシが気になっている場合には、育毛剤によって今生えている髪の毛を強く育てることが大切です。
一方で抜け毛が増加した実感がある場合、また地肌が目立つようになってきたという実感がある場合などには、育毛剤では十分な効果の実感の期待が得られない可能性が高くなります。新しい髪の毛が生えることを優先するため、発毛剤を使用するようにしましょう。
薄毛の症状を引き起こす要因には、様々なものがあります。
1つの要因だけでなく、複数の要因が絡み合っていることも多いため、個人でそれを特定することは難しいこともあります。
まずはご自身の悩みに合った育毛剤であるかどうかを優先して、選択するようにしましょう。
そのうえで、有効成分はできるだけ様々なタイプのものが含まれているものを選ぶようにすると、多角的に効果を発揮できるため、多くの方にとって効果の実感が期待しやすいでしょう。
配合成分で選ぶ
それぞれの製品に配合されている成分を比較して、適しているものを選ぶことも1つの方法です。
育毛剤は医薬部外品に分類されているため、副作用の起こる可能性は比較的少ないと言えますが、頭皮に直接浸透させて使用するため、頭皮への刺激は多少なりともあります。
そのため、敏感肌の方やアレルギーを持っている方は頭皮へ与える刺激ができるだけ少なくなるように、配合されている成分は確認するようにしましょう。
アルコールや添加物については、できるだけ使われていないものを選ぶと刺激が少なくなります。
育毛剤に配合される主な有効成分は、以下の表の通りです。
育毛促進 | センブリエキス、ニンジンエキス、パントテニルエチルエーテル、グリチルリチン酸ジカリウム |
フケかゆみ予防 | グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸、コラーゲン |
頭皮環境ケア | トコフェロール酢酸エステル、βグリチルレチン酸 |
育毛成分
薄毛や抜け毛が起こる要因は多くありますが、頭皮の血行不良は大きな要因となっています。
そのため、育毛剤には育毛に関わる有効成分として血行促進成分を配合しているものが多くなっています。毛髪を育てる毛母細胞そのものに働きかけ、活性化する成分が含まれるものもあります。
育毛剤それぞれの配合成分に注目して、症状に合ったものを選ぶと良いでしょう。
また、複数の成分で働きかける育毛剤では、多角的に効果が出るため多くの方にとって使いやすい製品と言えます。
頭皮ケア成分
頭皮ケア成分も、育毛効果を得るためには大事な成分となります。
健康でコシのある強い髪の毛を維持したいと考える方は、頭皮ケア成分も大切にして育毛剤を選ぶとよいでしょう。
頭皮環境が悪化すると、そもそも髪の毛が成長するための土台が崩れてしまうことになり、薄毛を引き起こす直接的な原因となってしまします。
頭皮が健康であれば、そこで成長する髪の毛は健やかになり強く成長できるのです。
フケやかゆみが気になる場合には炎症を防ぐ成分を、頭皮の乾燥が気になる場合には保湿に優れた成分が含まれているものを選ぶとよいでしょう。
使用感で選ぶ
育毛剤はそれぞれに容器が異なっており、内容液をどのように頭皮に塗布するかもそれぞれに異なります。
テクスチャーもサラサラとした水分量の多いものから、粘度の高いものもあり、手に取った時の感触もそれぞれに異なります。
スプレー式のもの、ノズル式のものなど、通常のヘアケアの中で使用しやすいものを選ぶようにしましょう。
育毛剤はできるだけ使用時のストレスが少なく、長期間使用継続しやすいものであることが大切です。
その意味では、購入のしやすさや価格帯であることも大切です。
ライフスタイルや性格なども考慮して選んでみましょう。
おすすめの市販育毛剤
様々な育毛剤が市販されていますが、いざ使ってみたいと考えたときにどのようなタイプのものが自分に合っているのか見極めるのは大変です。
ここからはおすすめの市販育毛剤について、具体的にご紹介していきます。
ドラッグストアなどで手に入れやすいもの、Amazon等のネット通販サイトで手軽に購入できるもの、公式サイトから購入でき、定期購入割引などがあるものなど、比較的手に入れやすい育毛剤をご紹介します。
含まれる成分や、それによって得られる効果も様々です。
使用される容器の形状やテクスチャーによって、使用感も様々です。
価格設定も参考にしながら、ご自分にとって使いやすく継続しやすい育毛剤を探してみましょう。(特記のない場合は公式ショップ価格です。)
スカルプD薬用育毛スカルプトニック
髪の毛と頭皮を健康に保つ有効成分が配合されており、グリチルリチン酸ジカリウムが血行を促進します。
特殊ジェット噴射によって液だれしにくく、しかも頭皮に広く素早く広がって使用しやすい育毛剤です。
特徴 | 特殊ジェット噴射で液だれしにくく広く塗布しやすい、無香料 |
有効成分 | グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロール、タマサキツヅラフジアルカロイド |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 180ml |
価格 | 3,500円(税込)+送料550円 |
割引 | 定期購入による割引あり |
チャップアップ育毛ローション
6種の有効成分を配合していることに加えて、独自配合の人ゲルシックスや黒なるガンマが含まれています。さらに多数の植物由来の保湿成分が含まれており、育毛効果や抜け毛予防を実現して、多角的に育毛をサポートする育毛剤です。
特徴 | 塗布しやすいスプレータイプ、無香料 |
有効成分 | センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ジフェンフェドラミン、トコフェロール酢酸エステル、D-パントテニルアルコール |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 120ml |
価格 | 8,690円(税・送料込) |
割引 | 返金保証や初回注文特別価格の設定あり |
サクセスバイタルチャージ
独自成分のT-フラバノンを配合しており、それによってヘアサイクルを整え髪の毛の成長期を長く保つ効果が期待できます。
成長期が長く保たれることによって、髪の毛を太く長く育てます。
頭皮に直接塗布しやすいダイレクトタッチノズルが採用されており、高い保湿効果のある天然ユーカリエキスも配合されて頭皮環境を整えます。
特徴 | ダイレクトタッチノズル、無香料 |
有効成分 | T-フラバノン、ニコチン酸アミド、生薬センブリエキス、βグリチルレチン酸 |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 200ml |
価格 | 3,080円(税込)+送料500円 |
割引 | 特になし |
薬用アデノゲンEX
生体内薬用成分である「アデノシン」を配合した育毛剤で、発毛促進因子であるFGF-7を産出する効果が期待できます。
さっぱりとした使い心地で清涼感のある使用感です。育毛剤の使用時にリフレッシュ感を求める方に適しています。
細めのノズルで頭皮に塗布しやすいですが、テクスチュアが若干軽いため多くつけると液だれがしやすく使用時には少量ずつ出して馴染ませるようにします。
特徴 | ノズルタイプ、さっぱりとした使い心地、無香料 |
有効成分 | アデノシン、βグリチルレチン酸、パントテニールエチルエーテル、クジン抽出液、酢酸DL-α-トコフェロール |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 150ml |
価格 | 7,150円(税込) 送料無料 |
割引 | 特になし |
薬用不老林ライブアクト
パントテニルエチルエーテル等の血行促進に関わる有効成分に加えて、保湿成分であるアマチャ抽出エキスやプチレングリコールが配合されており、頭皮に潤いを与えて頭皮環境を整えます。
メントールが配合されているため、すっきりと爽快な使用感が特徴です。
特徴 | 少量ずつ出る設計、無香料 |
有効成分 | βグリチルレチン酸、パントテニールエチルエーテル、ニコチン酸アミド |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 200ml |
価格 | 5,500円(税込) 送料無料 |
割引 | 特になし |
薬用加美乃素ミネラルケア育毛剤
髪の毛の健康な成長に欠かせいない栄養素である、ミネラルの亜鉛やマグネシウム、カルシウムが配合された育毛剤です。
女性ホルモンを含む有効成分が頭皮環境を整えて、健やかな髪の成長を促進し、フケやかゆみを予防します。
特徴 | やや液だれしやすい、無香料 |
有効成分 | アラントイン、イソプロピルメチルフェノール、エチニルエルトラジオール、塩酸ジフェンヒドラミン、D-パントテニルアルコール、カミゲン |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 180ml |
価格 | 4,180円(税込)+送料550円 |
割引 | 定期購入でポイント付与 |
薬用育毛ローションEX
デリケートな肌をいたわると同時に、育毛ケアができる製品です。
成分構成がシンプルなため、敏感肌の方も使用しやすい処方です。アルコールフリー、無香料で、頭皮環境を整え血行を促進する有効成分が配合されています。
温泉研究に基づいて作られた育毛剤です。
特徴 | 広範囲に届くスプレー式、無香料 |
有効成分 | グリチルリチン酸ジカリウム、センブリエキス、ニンジンエキス |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 120ml |
価格 | 3,680円(税込)*Amazon価格 |
割引 | 特になし |
ニューモ
卵は21日間温めることで、生き生きとひよこが誕生します。
その力が人間にも活かせるのではないかという考えから開発された育毛剤です。
卵由来の独自成分である、頭皮保護成分のHGPを配合し、血行促進に効果のあるセンブリエキスやグリチルリチン酸ジカリウムなども配合されています。
特徴 | 独自成分のHGPを配合、無香料 |
有効成分 | センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、D-パントテニルアルコール、 |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 75ml |
価格 | 5,500円(税込)+送料300円 |
割引 | 定期購入割引あり |
薬用育毛剤アルガス(旧イクオスEXプラス)
これまでイクオスEXプラスという名称で販売されていた育毛剤が、薬用育毛剤アルガスとして名称を変更して販売されるようになりました。
独自成分のアルガス3が、従来配合されていた量の2倍の濃度で配合された点が新しくなった点です。
育毛と頭皮ケアの有効成分がバランス良く配合されており、効果の実感が期待できる育毛剤です。
特徴 | 細長いノズルで液だれしにくい、無香料 |
有効成分 | センブリエキス、クジン抽出液、トコフェロール酢酸エステル、塩酸ジフェンヒドラミン、グリチルリチン酸ジカリウム |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 120ml |
価格 | 8,980円(税込)+送料385円 |
割引 | 返金保証、定期購入割引あり |
薬用ポリピュアEX
血行促進成分、育毛効果のある有効成分が5種配合され、それに加えて独自成分であるバイオポリリン酸が配合されています。
頭皮に優しい低刺激処方ですが、エタノールが配合されているため、アレルギーがある方や敏感肌の方には刺激となる場合があるため注意が必要です。
健やかな頭皮環境を整えます。
特徴 | 少量ずつ出るスプレータイプ、無香料 |
有効成分 | センブリエキス、パントテニルエチルエーテル、グリチルリチン酸ジカリウム、ニンジンエキス、塩酸ジフェンヒドラミン |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 120ml |
価格 | 7,800円(税込)+送料800円 |
割引 | 返金保証あり、定期購入割引あり |
薬用育毛リデン
頭皮環境を整える有効成分のセンブリエキスやニンジンエキス、グリチルリチン酸ジカリウムを配合しています。
その効果を十分に発揮するために、スイスの原料メーカーが開発した育毛サポート成分である「リデンシル」を3%配合しています。
頭皮に優しい低刺激にもこだわり、鉱物油やパラベン、紫外線吸収剤、シリコンなどの添加物を使用していません。
特徴 | 液だれしにくい直噴ノズル、シトラスミントの香り |
有効成分 | センブリエキス、ニンジンエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、リデンシル |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 90ml |
価格 | 12,980円(税込)+送料660円 |
割引 | 返金保証、定期購入割引あり |
EVERSKINメンズヘアトニック
毛髪診断士が監修した育毛剤です。健康な髪の毛の成長を促すための頭皮環境を整える成分が配合されており、ノズルタイプの容器が狙った場所に塗布しやすいつくりとなっています。血行促進成分のセンブリエキスが含まれており、髪の毛の成長を促します。保湿成分も含まれ頭皮を乾燥から守りフケを予防します。
特徴 | ノズルタイプ |
有効成分 | センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ジフェンヒドラミン |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 150ml |
価格 | 2,480円(税込) 送料無料 *Qoo10価格 |
割引 | 特になし |
プランテルEX
毛髪診断士とスカルプケアサロンが共同開発した育毛剤です。
血行促進に効果のあるグリチルリチン酸ジカリウムやセンブリエキスを配合し、その働きをサポートするリデンシルを5%配合しています。
その他にも、植物由来の多彩な成分が配合されており、育毛効果、頭皮環境を整える効果をサポートしています。
合成香料や着色料も使用していないため、頭皮への刺激も最小限となっています。
特徴 | スプレータイプ、液だれしにくい |
有効成分 | ジフェンヒドラミン塩酸塩、グリチルリチン酸ジカリウム、センブリエキス |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 120ml |
価格 | 15,180円(税込)+送料640円 |
割引 | 定期購入割引あり |
ヘアモ
5種の有効成分に加えて、保湿効果のあるキャピシルや頭皮環境を整えるピディオキシジルを配合しています。
シャンプーや導入液、マッサージブラシのライン使いを推奨しており、セット購入する場合の割引もあります。
特徴 | ノズルタイプ、メントール配合 |
有効成分 | センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸トコフェロール、D-パントテニルアルコール |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 100ml |
価格 | 6,980円(税込) 送料無料 |
割引 | シャンプーや導入液のセット価格割引、定期購入割引あり |
MARO薬用ボリュームアップ育毛剤
グリチルリチン酸ジカリウムや生薬由来のニンジンエキス、センブリエキスといった有効成分を配合しており、血行促進して頭皮環境を整えます。
その他のテンチャエキスやアロエエキスなどの保湿成分によって、頭皮環境を優しく整えて、フケやかゆみも抑えます。
特徴 | ジェットスプレー式、 |
有効成分 | グリチルリチン酸ジカリウム、センブリエキス、ニンジンエキス |
効果 | 育毛、頭皮環境ケア、フケ・抜け毛予防 |
内容量 | 150ml |
価格 | 2,178円(税込)+送料660円 |
割引 | 特になし |
育毛剤の正しい使用法
育毛剤の効果を十分に引き出すためには、正しい方法で使用することが大切です。
使用の際には、髪の毛や頭皮を清潔な状態にしておく必要があります。頭皮に皮脂や汚れが多く残っている場合には、育毛剤の成分が十分に浸透しなくなってしまうからです。
そのため使用のベストなタイミングはお風呂上がりということになります。
丁寧にシャンプーを行った状態で、育毛剤を使用しましょう。
朝晩の1日2回使用する育毛剤では、朝はヘアセットを行う前に使用するのがよいでしょう。
シャンプーで汚れを落とす
頭皮に皮脂や汚れが残っている状態で育毛剤を使用しても、十分な効果が得られません。
汚れが残ったままの頭皮は、育毛剤の効果を発揮できないばかりか、フケやかゆみなどを引き起こしてしまう要因となり、頭皮環境を悪化させることにつながります。
そのため、シャンプーで頭皮を清潔に保つことは、常に心がけておくことが薄毛対策としては大切になります。
シャンプーの頻度はあまりに多いと、頭皮のバリア機能のために必要な皮脂まで落としすぎてしまうことになるため1日1回程度にしましょう。
ただしシャンプーをする時に頭皮をゴシゴシと強くこすることは避けましょう。また、爪を立てて泡立てることは頭皮に炎症を起こすことにつながりますので、指の腹を使って優しく洗いましょう。
髪の毛を乾かす
育毛剤を塗布する前に髪の毛と頭皮をしっかりと乾かすようにしましょう。
まずタオルドライで大まかに水分を取り除き、ドライヤーを利用して丁寧に乾かします。水分が残ったままの状態では、育毛剤を塗布してもせっかくの効果が十分には得られなくなってしまいます。
また、髪の毛が濡れたままにしていると、清潔にしたはずの髪の毛や頭皮に雑菌が繁殖しやすくなってしまうため、注意が必要です。
ドライヤーを利用する際には、温風を1カ所に当て続けないようにして、髪の毛のダメージを防ぎましょう。
頭皮に育毛剤を塗布する
髪の毛や頭皮が十分に乾いたら、育毛剤を塗布します。
育毛剤は髪の毛ではなく頭皮に塗布する必要があります。髪の毛が長い方は、まずしっかりと髪をかき分けるようにして、地肌を露出して育毛剤を塗布するようにします。
効果を十分に得るためには、適切な使用量や用法を守る必要があります。
効果を早く得たいという気持ちはどなたにでもあると思いますが、その思いが強すぎて、決められた使用量を超えて使用するようなことは避けましょう。また複数の育毛剤や、育毛剤と発毛剤を併用しないようにしましょう。
このような場合、それぞれの薬剤や成分が反応することで正常な効果が得られくなったり、重篤な副作用が起こってしまう可能性もあります。
半年程度使用を続ける
半年程度は使用を継続するようにしましょう。これは育毛剤の使用方法で最も大切と言えるかもしれません。
育毛剤はすぐに効果の実感をを得られるものではありません。
使用を継続することで頭皮環境が少しずつ改善し、髪の毛の成長が健やかになるようにサポートしていく効果があります。そのため、半年程度は使用を継続することで、効果が実感が得られると言われてます。
これは、髪の毛が成長して抜け落ちるまでのヘアサイクルが影響しています。
育毛剤が働きかけられる髪の毛は、「成長期」にある髪の毛だけです。「休止期」にある髪の毛は毛乳頭細胞から離れてしまっているため、栄養供給もストップしており、成長も完全に止めてしまっています。
どんなに頭皮環境を整えて栄養を届けたとしても、育毛剤の効果が髪の毛にまで届かないのです。
育毛剤の効果の実感が得られるまでの半年間は、使用を継続するようにしましょう。
育毛剤以外の薄毛対策
薄毛は遺伝的要因も大きく関わりますが、その他の要因も複雑に関わりあっています。特に、睡眠や食事、ストレス状態などの生活習慣によって、薄毛の発症を抑えることもあれば、より早く発症して進行させてしまうこともあります。
慢性的な睡眠不足や不規則な睡眠時間による睡眠の質の低下は、正常な成長ホルモンの分泌を妨げてしまうことになります。
また、食生活の乱れも頭皮や毛髪の健全な成長に直接的な影響を与えます。
食事の栄養バランスが崩れてしまえば、栄養素のバランスも崩れてしまうため、毛髪の健全な成長のための栄養素が不足してしまうのです。
ストレスの高い生活が続いてしまえば、それによって血流が抑制されてしまい、頭皮や毛髪に必要な栄養素が届けられなくなってしまいます。
生活習慣を見直す
育毛の対策として、まずはこれまでの生活習慣を見直すことから始めてみましょう。
食生活や睡眠不足は、無意識のうちに薄毛の原因になっていることがあります。
質の悪い睡眠や、慢性的な睡眠不足、生活リズムの乱れによって、睡眠中に多く分泌されるはずの成長ホルモンが正常に分泌されなくなってしまいます。
成長ホルモンが分泌されないことは、髪の毛の成長にも大きな影響を及ぼします。
また、高脂質・高カロリーな食事、または極端な食事制限も髪の毛の成長に影響を及ぼします。
高脂質・高カロリーな食事を摂り続けていると、皮脂の分泌が乱れてしまいます。頭皮や毛穴のベタつきやつまりの原因となって頭皮環境が乱れ、抜け毛や薄毛が進行してしまいます。
また、ダイエット等で過度に食事制限を行うと、そもそも体の組織に必要な栄養素が不足してしまいます。食事で取り入れた栄養素は、生命維持に必要な箇所から運ばれて行くため、必然的に髪の毛や頭皮に届けられる栄養素は不足してしまうのです。
バランスの良い食事をしっかりと摂取することは、体の健康を保つと同時に、髪の毛の健全な成長にもつながります。
アルコールの摂取も適量を心がけるようにしましょう。
体内に摂取したアルコールを分解するためには、アミノ酸やビタミン、ミネラルを多く必要とします。
これらの栄養素は髪の毛の成長にも必要不可欠なため、多量のアルコールを分解するために使用されてしまえば、髪の毛に必要な分が不足してしまうことになります。
睡眠習慣を見直す
睡眠不足や生活リズムの乱れは、薄毛や抜け毛の原因になり得ます。
髪の毛の成長に欠かせない「成長ホルモン」は、通常であれば、就寝後の3時間程度経過した深い睡眠に入ったときに大量に分泌されます。
このホルモンが分泌されることで、髪の毛や頭皮の修復が行われて発毛が促されるという仕組みなのです。
しかし睡眠時間がしっかりと取れていなければ、成長ホルモンは十分に分泌されなくなります。
また就寝前の食事を避けることは大切なポイントとなります。
実は食後の2、3時間程度は、脳が消化吸収に集中することから、成長ホルモンの分泌は大きく減少するのです。
つまり、成長ホルモンを正常に分泌させるためには、できるだけ就寝前3時間以内には食事を取らないよう、気をつけなければいけません。
また、就寝前はできるだけリラックスをして過ごし、脳にとって過度な刺激となることは避けるようにしましょう。
特に気をつけるべきなのは、スマホやPCの使用です。
スマホやPCの画面から出ている強い光やブルーライトは、脳を活性化させる作用があります。そのせいでスムーズに眠りにつけない可能性があり、睡眠の質の低下につながる恐れがあります。
適度な運動をする
髪の毛の健康な成長には、十分な栄養素を頭皮に届ける血流が正常であることが大切なポイントとなります。
そのために適度な運動をすることは、全身の血流を改善することにつながり、必要な栄養素や酸素を頭皮に届けることとなり薄毛対策となります。
また、体を動かすことは、成長ホルモンの分泌を促進します。
日頃体を動かす習慣がない方は、全身の筋肉量が少ない可能性があります。筋肉は血流を助ける働きがあるため、筋肉量の多い人と比べて少ない人は血流に問題が起こりやすくなります。
運動不足となっている方は、まずは日常生活に取り入れやすい運動から始めてみましょう。通勤時のバス利用をやめてその区間を歩いてみるなど、気軽に行える距離のウォーキングが適しています。
無理なく続けられる範囲で、楽しく体を動かすことはストレスの解消にもつながります。ストレスも抜け毛を増やしてしまう原因となるため、薄毛対策にもなります。
よくある質問
市販の育毛剤をを使用するにあたって、多く聞かれる疑問点や質問についてご紹介します。
薄毛や抜け毛に悩んでいる場合、その悩みをオープンにしている方はあまり多くはありません。そのため仲間内で相談したり、おすすめの育毛剤についての情報交換をしたりすることができないことが多いのです。
育毛剤に関する疑問を解決する際の参考にしてください。
効果が現れるまでにどのくらいかかる?
育毛剤はすぐに効き目が現れるものではありません。
使用することで少しずつ効果の実感が期待できます。
少なくとも3ヶ月程度、できるだけ半年程度使用を継続しなければ、効果が実感できません。
これは髪の毛のヘアサイクルが関係しています。
育毛剤は使用することで少しずつ頭皮環境を整えて、髪の毛が健康に成長する様サポートするものですが、髪の毛の成長に対して直接効果を発揮できるのは、「成長期」にある髪の毛に対してだけなのです。
市販の育毛剤は効果がない?
「市販されている育毛剤には効果がないのではないか」という疑問を持たれる方も多く見られます。
確かに発毛剤と比較すると、発毛に関わる有効成分が配合されているわけでもなく、医薬部外品であることから、効果が得られないのではないかと思われるのも理解できます。
しかし、市販の育毛剤であっても、正しい使用法で使用量を守って使えば、一定の効果の実感が期待できます。
そもそも育毛剤は、短期間で効果が現れるものではありません。そのため、使い始めてすぐに「効果が現れない!」と感じて使用をやめてしまう人もいます。
そのような方の、ネット上の口コミなどを見て「効果がない」と考えてしまう方も多いようです。
症状に合ったものを正しく使用することが大切です。
育毛剤が適しているのはどんな人?
育毛剤は、頭皮の環境を整えて、今生えている髪の毛を健康に強く成長させるためのものです。
ですから、髪の毛全体のボリュームが低下してきたと感じる方、髪の毛のハリやコシがなくなってきた、と感じる方には育毛剤の使用をおすすめします。
一方で、抜け毛が極端に増加してきた場合や、薄毛症状が進んで明らかに頭皮が目立つようになってきた場合には、育毛剤の使用ではなく医薬品である発毛剤を使用して、新たな髪の毛の発毛を促進することをおすすめします。
価格が高いほど効き目がある?
市販の育毛剤にはドラッグストアで簡単に手に入る1,000円代の安価なものから、公式ショップから購入する10,000円代のものまで、価格帯は様々です。
結論から言えば、価格差による効き目の違いはそれほど大きくありません。
育毛剤の効果を正しく十分に発揮するためには、「正しく使用すること」そして「継続した使用を行うこと」が大切です。
入浴時に正しくシャンプーを行って髪の毛や頭皮を清潔にした上で、ドライヤーでしっかりと髪の毛を乾かしてから育毛剤を使用するようにしましょう。
また、育毛剤の効果だけに頼りすぎることなく、生活習慣の見直しや改善を行うことによる相乗効果も得られます。
そのようなことも意識して、生活習慣を見直すようにしましょう。
育毛剤を使用する際の注意点
育毛剤は正しい使用法で、決められた量を使用することが大切です。
薄毛や抜け毛に悩みを抱えていると、できるだけ早く悩みを改善したい、効果を感じたいと考えてしまうこともあるでしょう。
そのために決められた量以上に育毛剤を使用したり、複数の育毛剤を使用したりする方もいますが、これは絶対に避けるようにしましょう。
十分な効果が得られないばかりか、それぞれの成分が反応することで、副作用が強く出てしまう可能性があります。
頭皮に炎症やかゆみなどが現れた場合には、すぐに育毛剤の使用を中止しましょう。特にアレルギーのある方や体調不良などで免疫力の落ちている方は、強い症状出てしまうこともあります。
使用を避けた方が良い場合
もともとアレルギーを起こしやすい体質の場合には、育毛剤の使用には注意が必要です。
成分表示を確認して、皮膚への刺激となりやすい香料などの添加物やアルコールが含まれていないかを確認しておくとよいでしょう。
また女性の場合、男性よりも肌が敏感なことが多いため、より注意が必要です。
男性用の育毛剤を使用することは避け、女性用のものか男女兼用のものを使用するようにしましょう。
特に妊娠中や授乳中の場合は、肌もより敏感になっているためできるだけ使用を避けましょう。どうしても使用する場合には、医師や薬剤師と相談の上で安全性が確認されたものを使用するようにしてください。
また、ミノキシジルなどの発毛有効成分が配合された医薬品に分類される発毛剤は、女性や未成年の使用はできないため注意しましょう。
育毛剤に関しても、体質や体調、使用方法によっては副作用が起こる可能性があります。
添加物やアルコールが肌に合わないことで、かゆみなどの症状が起こることもあるため、体調不良などで免疫力が落ちている場合、トラブルが起こりやすいこともあります。
炎症やかゆみに加え、通常時と異なるなんらかのトラブル症状が起きた場合には、まずは使用を一時中断しましょう。
中断しても症状が落ち着かなかった場合には、医療機関を受診して相談するようにしましょう。
受診する際には、使用した育毛剤について伝えて、医師の判断を仰ぐようにしましょう。